| 未承諾広告※は本当に有効か? |
迷惑メール対策の一つになっている表示義務「未承諾広告※」だが本当に効果があるか?自分の経験を元に検証してみたい。(05/04/2004更新)
| ■受信拒否の矛盾 |
結論から言うと、私はこの「未承諾広告※の受信拒否」をしていない。なぜなら正しく表示されている広告の中には、結構有用なメールが混在しているケースが見られ、読みたくない受け取りたくない正しく迷惑メールは「未承諾広告※」の表示を全くしていないか、一部を改変した文字で送ってくるから、受信拒否のフィルターが全く効果を発揮できないからだ。
そもそも初めから、このようなメールが許されるかとの論議はあるが、現時点の日本では、PR行為として一定の書式の元に、一度だけメールを出すことを許されている。とは行っても下記のような制限がある。
1)件名に未承諾広告※を表記すること
2)メール本文の最初に「<事業者>」と表示し、氏名・名称/電子メールアドレスを表示する必要がある
この2点だけでも守っている迷惑メールは皆無。私にとって特に迷惑な携帯SPAMで守っているのを見ることは本当に稀だ。
| ■未承諾広告※に効果は無いのか? |
効果はある。ただし受信制限の効果ではない。通報・告発の為には、この規制はかなり有効といえる。なぜなら、この表示義務を守っていない=違法SPAMが成り立つからだ。
表示義務に違反した場合、業者は行政処分(指示、業務停止命令)の対象となる。さらに行政処分に違反した事業者は、指示違反の場合が100万円以下の罰金、業務停止命令違反の場合が300万円以下の罰金または2年以下の懲役が科せられる。
現実の申告先は二つあるが、日本データ通信協会と財団法人日本産業協会は互いに情報交換しているのでどちらに送っても問題はない。