高校野球の特待生制度に思う
正直言って、いったい何が悪いのだろう。メジャーやプロ野球を目指す生徒は、高校野球の有名校に行きたいだろう。親だって行かせてやりたい。しかし県外の有名私立に生活費まで仕送りして行くのは辛い。
もしも自分の息子が、有名校の特待生に選ばれたら名誉と思うことはあっても犯罪などとは考えない。今回の一連のニュースを見ていて思うのは、まず責任を取るのはプロ野球のオーナー企業であり高校野球連盟の幹部自身だろう。350校以上も違反を認める高校が出るのは、野球憲章は知っていても、いままで違反だと意識することすら無かったからでは無いだろうか? 野球だけが特別に金が稼げた過去の遺物という意識があったのではないだろうか?
だとしたら最大の責任者は高校野球連盟だし、その原因を作ったのはプロ野球自身だ。万が一特待生の中で経済的理由で辞めなければならない生徒が出たなら、その責任は責任のある大人が取るべきだ。まず高校野球連盟の幹部が辞任するなり自費で特待生を保護するなり、応分の責任を取った上で対応してほしい。
どんなに野球の裏で金が動こうと、それは大人が動かすのだ。選手自身に何の罪がある。憲章違反だというのなら、せいぜい始末書の一つも取ればいい程度だろう。今の学生から見ればサッカーだって物心付いたときから金が稼げるプロスポーツなんだから、サッカー選手に特待生が有れば、なんの疑問も感じては居なかったのでは無いだろうか?
だいたい頂点にプロがあるスポーツは金が動いて当然だ。いい選手を取るなり育てるなら金が掛かるのはあたりまえ。プロ選手は金で評価されるのだからしかたないじゃないか。今の時代は、そこに至る道が開かれて選考方法が公開され公平であればいいのだ。優秀な選手なら努力した選手なら特別な待遇を受けてもいいのだ。
だいたい高校野球に教育性を求めるのが間違いだ。運動部の選手が多少悪いのは当たり前で喧嘩したくらいで出場停止が有る事自体に腹が立ってたんだ。自分の身に置き換えて若い時代を考えたら、悪いことばかりやっていた、体力はあるし自制は効かないし、周りが許してくれたからこそやってこれたんだ。いいじゃないか良い選手が育てば、それだけで認めてやりたい。
しかし認めるのは、あくまでも選手自体の事だ。いつまでも時代錯誤の野球憲章を後生大事に抱えてきた責任は責任として、大人が取ればいいんだ。
ニュースを見ていて、腹が立つばかりだ。
fwd-net長崎・諫早 管理人(05/02/2007)