本明石棺群(本明町)

 上諫早小学校の正面に移転保存されている、本明石棺群を訪ねてみました。(01/12/2004)

 新たに設置された文化財の案内看板には、平成15年の校舎建設工事に因る移転復旧の事情も掲載されていました。

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 旧34号線、一軒茶屋バス停から、本明川の蛍橋を越えて、上諫早小学校にいく。小学校の外周を、目代に向かって左手(02/11/2002)

文化財指定の案内看板を書き写す。

諫早市指定史跡   本明石棺群

 この遺跡は、古墳時代初期の群集墓で、昭和44年7月調査され、本明石棺群と呼ばれています。あたり一帯には、以前発見されたものを含めて、数十基の石棺が出土していますが、いずれも多良岳中腹原産の安山岩の板状石材15〜18枚で構築されています。石材と石材の間に粘土を詰めて密封したものであります。

 被葬者は、手足を伸ばした伸展葬を基本として埋葬されたと考えられ、石棺は山麓斜面を平に削って構築され、等高線に沿って並んでいるようです。

 ここからは、人骨の一部、刀子(とうす:鉄製の道具)土師器などが出土しました。出土品から、石棺が作られた時代は古墳時代初頭と考えられます。

 この頃は、日本が統一国家になりつつあった時代です。大和地方のように、大平野に恵まれない、古代の諫早地方の人々は、本明平野のおだやかな風物の中で、農耕を営みつつましい生活を送っていたのでしょう。

昭和52年3月5日指定 諫早市教育委員会
句読点などは、適宜追加した。

付近のページ 【平松神社】 【歳神社】 【熊野神社

 すぐ近くには、諫早高校の野球部グランドもあり、起伏に富んだコースですので、各校の陸上部や運動部の練習コースになっています。

 撮影してたら、元気に挨拶をしてくれました。